1. フランスワインの基本枠組み
- ワイン生産量世界2位前後(イタリアと毎年競っている)
- AOC → AOPへ移行(呼称制度の改正)
- AOP、IGP、Vin de France の3段階に整理
👉 試験では「AOPの数が多い国=フランス」であることを確認。
2. 主要産地と特徴(超重要)
ボルドー
- 赤ワインの代名詞
- 5大シャトー(格付け1855) → 暗記必須
- 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー中心
ブルゴーニュ
- テロワール重視・クリマ文化(UNESCO遺産)
- 品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
- 「グランクリュ」「プルミエクリュ」の区分が頻出
シャンパーニュ
- 世界的スパークリングワインの代表格
- 伝統的製法=瓶内二次発酵(Méthode Champenoise)
アルザス
- ドイツ的影響(縦にラベル表記、単一品種)
- リースリング・ゲヴュルツトラミネールなど
ロワール
- 多様なスタイル(赤白ロゼ・泡・甘口)
- ミュスカデ、シュナン・ブラン、カベルネ・フラン
ローヌ
- 北部=シラー主体、南部=グルナッシュ主体
- シャトーヌフ・デュ・パプは頻出ワード
ラングドック=南仏の大産地
- フランス最大のワイン生産地域
- 近年は品質向上でAOCも増加
プロヴァンス
- ロゼワインの代名詞
- 覚えやすいポイントで得点稼ぎ
南西地方
- ボルドーに似たスタイル+独自品種
- マディランのタナ、カオールのマルベック
ジュラ & サヴォワ
- ジュラ:ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)
- サヴォワ:スパークリング・白ワイン中心
コルシカ島
- イタリアの影響を受けた地中海ワイン
- ニエルッチオ(サンジョヴェーゼ系)が重要
3. 品種の整理(まとめて暗記)
- ボルドー:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
- ブルゴーニュ:ピノ・ノワール、シャルドネ
- アルザス:リースリング、ゲヴュルツトラミネール
- ロワール:シュナン・ブラン、カベルネ・フラン
- ローヌ北部:シラー、南部:グルナッシュ
- プロヴァンス:グルナッシュ、シラー、ロゼ用ブレンド
- 南西:タナ、マルベック
4. 試験の出題傾向
- 「格付け」と「品種」が鉄板
- 「地理」問題も毎年出る(アルザス=ドイツ国境とか)
- 「特殊ワイン」も狙われやすい
- シャンパーニュ(瓶内二次)
- ジュラ(ヴァン・ジョーヌ)
- ソーテルヌ(貴腐ワイン)
5. ここを落とさなければ合格圏
- ボルドーの格付け(1855年・グラーヴ・サンテミリオン)
- ブルゴーニュのグランクリュ名と品種
- シャンパーニュの製法
- アルザスの主要品種と特徴
- ローヌのシラー&グルナッシュ

コメント