ピエモンテ州(Piemonte)ワイン全体像

1. 基本情報

  • イタリア北西部、アルプス山脈に囲まれる産地
  • 州都トリノはイタリアワイン文化の中心のひとつ
  • DOCGの数がイタリア最多(試験でよく狙われる)
  • フランス的な影響を受けつつ、独自の土着品種が強い

👉 「イタリア=ピエモンテとトスカーナが二大看板」と覚える。


2. 主要ワインと品種

  • バローロ(DOCG)
    • ネッビオーロ100%
    • 「ワインの王、王のワイン」
    • 長期熟成型、厳格な規定
  • バルバレスコ(DOCG)
    • ネッビオーロ100%
    • バローロより柔らかく、早めに飲みやすい
  • バルベーラ・ダスティ(DOCG)
    • バルベーラ主体
    • 果実味と酸味が特徴
  • ドルチェット・ディ・ドリアーニ(DOCG)
    • 親しみやすい赤ワイン、地元消費が多い
  • アスティ(DOCG)
    • モスカート(マスカット)主体のスパークリング
    • 甘口タイプが有名
  • ガヴィ(DOCG)
    • 白ワイン
    • コルテーゼ種、スッキリした味わい

👉 ネッビオーロ・バルベーラ・ドルチェット(赤3本柱)、コルテーゼ・モスカート(白2本柱)を暗記。


3. 特徴的なポイント

  • 赤ワインの比率が非常に高い(特にネッビオーロ系)
  • DOCGの数が多く「暗記地獄」になりがちだが、試験では代表的なものだけが頻出
  • 気候はアルプスの影響で昼夜の寒暖差が大きく、酸がしっかり残る

4. 試験頻出まとめ

  • バローロ=ネッビオーロ=「王のワイン」
  • バルバレスコ=バローロの弟分
  • アスティ=甘口スパークリング=モスカート
  • DOCG最多州=ピエモンテ
  • 白ワイン=ガヴィ(コルテーゼ)

5. 得点源にできる暗記フレーズ

  • 「ネッビオーロ三兄弟:バローロ、バルバレスコ、ガッティナーラ」
  • 「赤はネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット」
  • 「白はコルテーゼ(ガヴィ)とモスカート(アスティ)」

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