🇮🇹トレンティーノ=アルト・アディジェ州(Trentino-Alto Adige)ワイン全体像

🏔地域の特徴

ドイツとオーストリアに隣接し、文化・言語も“北欧寄り”。
2つの地域に分かれている:

  • アルト・アディジェ(南チロル):ドイツ語圏、エレガントでミネラリーな白ワインが中心。
  • トレンティーノ:イタリア語圏、スパークリングワインや赤も造る。

冷涼気候と高標高により、酸が美しく、香り高いワインが多い。


🌿主なブドウ品種

  • 白: ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、ゲヴュルツトラミネール、シャルドネ、リースリング
  • 赤: ラグライン、スキアーヴァ(ヴェルナッチャ・ディ・ボルツァーノ)、ピノ・ネロ

🏆主要DOCG

名称主な品種特徴・補足
Trento DOC (Trento Spumante)シャルドネ主体(ピノ・ネロ等)伝統製法(瓶内二次発酵)のスパークリング。イタリア版シャンパーニュの代表格。

🍷主要DOC

名称タイプ特徴
Alto Adige DOC (Südtirol DOC)白・赤品種名付き表示が多く、国際品種の評価が高い。香り高く繊細。
Teroldego Rotaliano DOCトレンティーノ原産。力強く果実味豊か。
Lago di Caldaro DOCスキアーヴァ主体。軽やかでチャーミングな赤。

🍽料理との相性

  • トレントDOCスプマンテ × 白身魚のフリット、前菜全般
  • アルト・アディジェ白 × チーズフォンデュ、サーモン、野菜グリル
  • テロルデゴ × ソーセージ、煮込み肉料理

📘まとめ

トレンティーノ=アルト・アディジェは、「北欧の清涼感 × イタリアの繊細さ」を併せ持つ産地。
酸が美しい白ワイン
と、瓶内二次発酵のトレントDOCスプマンテが要注目。
試験では「トレントDOC」「ゲヴュルツトラミネール」「ラグライン」などが頻出ポイント。

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