はじめに
「飲食業界って大変そう…」「ホテルの厨房はきついって本当?」
こうした疑問を持つ人は多いと思います。私は辻調理製菓専門学校を卒業後、大阪市内のホテルで4年間勤務し、その後ピッツァリアや居酒屋、イタリアンなどで幅広い経験を積んできました。この記事ではホテル勤務のリアルを中心に、実際に働いて分かった大変さと学べたことを紹介します。
ホテル勤務の仕事内容
ホテルの厨房は大きく分けて、
- レストラン対応(ランチ・ディナー)
- バイキング対応(大量調理)
- 宴会対応(結婚式やパーティー料理)
- 朝食対応
があります。
特に大変なのが朝食対応のシフト。
ホテルは「24時間動いている職場」なので、昼頃から働き泊まり勤務や早朝5時に出勤して仕込みを始めることも珍しくありません。そのため生活リズムはかなり不規則で、時には「ほぼ24時間拘束」に近い日もあります。
ホテル勤務の大変さ
- シフトが不規則で体力勝負
→ 朝5時出勤の翌日に夜の宴会対応など、体が休まらない日が続く。 - 大量調理と正確さの両立
→ バイキングは数百人分を用意しつつ、味や盛り付けも一定にする必要がある。 - 宴会は段取り勝負
→ 一度に数十〜数百人分を一斉に出すため、分単位で仕込みや提供を管理。
それでも得られるもの
- 基礎力が徹底的に鍛えられる(包丁、衛生、スピード)
- 段取り力・時間管理力が身につく
- 大規模調理の経験は他業態でも役立つ
ホテル勤務は確かにハードですが、ここで学んだことはその後の飲食キャリアに大きな財産になります。
まとめ
ホテル勤務は「不規則シフト」「体力勝負」という厳しさがある一方、圧倒的な基礎力と段取り力を得られる場でもあります。これから飲食業界を目指す方は、きつい部分も知った上でキャリアを考えるのがおすすめです。
ホテル勤務は体力・シフト管理・お客様対応の連続で、現場の厳しさを肌で感じました。
自分の働き方や環境をどう選ぶかは、自分の責任です。
詳しくは 飲食業界のリアルまとめ記事 で解説しています。
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